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【ブックリスト】『【新訳】留魂録 吉田松蔭の「死生観」』/PHP研究所

『【新訳】留魂録 吉田松蔭の「死生観」』/PHP研究所

松浦光修

 

知人から頂いた本。

【分野】歴史、思想

【紹介】

激動の幕末に、日本を思い、未来を憂い、指導者として、またひとりの日本人として、志を貫き通した吉田松陰。頑固だけど、素直、愛に溢れてるけど、ちょっと過激。私塾「松下村塾」で後の明治維新の立役者となる多くの若者に影響を与えた、人間らしいその生き様を松浦氏の超訳で読み解く。

名前は知っていたが、こんなにも大和魂を持つお方だったとは!昔の日本はこういう漢たちに守られていたのかもしれない。

松蔭の死後160年、戦後74年のいま、日本人としての誇りを見失いかけている私たちにこそ、改めて問いかけてくれる松蔭の思想。

明治維新が好きな人、吉田松蔭に興味がある人にはおススメの一冊!教師、指導者を目指す人にぜひ読んでほしい。

 

 

 

【まよメモ】

・死ぬまで志を貫く(「士規七則」)

・七たび生きる(「七生説」)

   そもそも人間にとって、たんなる肉体の生死など、じつはたいしたものではない

   いくら本を読んで知識を蓄えたところで、ただそれだけでは、何の役に立つこともできない。“日本の道義を、体を張ってでも守る”という高い志がなければ、国に大事が起こったとき、どうして迷わず正しい道を踏むことができるのか

・体は“私(氣)”、心は“公(理)”

  はてしなる宇宙には、ひとつの“理”が貫かれていて、この世がある。はるかな過去の先祖たちから、私たちにいたるまでつながっている生命は、ひとつの“氣”が貫かれていて、人の生命がある。

  忠義・孝行・節操・正義の心、楠木正成の生きざま。生まれ代りの続き。

・安心立命の境地、潔さ、武士道

・「呼びたしの 声まつ外に 今の世に 待つべき事の なかりけるかな」

・「身はたとひ 武蔵の野辺に 朽ぬとも 留め置まし 大和魂

・「学は人たる所以を学ぶなり」(「松下村塾記」)

  人たる所以とは「五輪」(父子の親・君臣の義・夫婦の別・長幼の序・朋友の信)であり、「忠孝」(「士規七則」)

「学問」とは「人が“善く”生きるとは、どういうことなのか?」ということを学ぶこと、学んだことを自分の人生で“実践する”こと